これは代表チーム合流後の起用プランを練るためのプロセス。
韓国サッカー協会関係者は、『なぜ選考後に選手を視察するのかと思われるかもしれないが、招集後にどう起用するか、あらかじめ構想を練るためのもの。直接その目でプレーを確認することに意味がある』と説明した。
モレノ監督は、欧州視察後に韓国へ帰国することなく、そのままカタールのドーハへ移動し、代表チームに合流する。
今回の中東2連戦は、モレノ監督にとっても重要なものになる。11月に契約が満了する暫定監督という立場だけに、限られた時間の中でチームパフォーマンスを引き上げ、結果を残さなければならない。
最近、代表チームの内外で浮上している選手に関する騒動も懸念材料の一つ。
代表内では、ソン・フンミンのリーダーシップを巡る議論や、1996年生まれの一部の選手による代表引退説などが取り沙汰されるなど騒がしい状態が続いている。選手間のコミュニケーションや結束力に対する懸念の声も上がっている。
今回の欧州視察の公式な目的は、海外組のコンディションやプレー状況をチェックすることにあるが、代表招集前に選手たちと直接対話する機会が得られるという点でも意義深い。
関係者は、『選手全員が集まる前に、個別に会って話を聞くだけでも役立つはず』とも語っている」
韓国代表はチーム内での派閥分断などがささやかれている。
来年にはアジアカップも控えているが、開催国サウジアラビアの情勢不安により、大会延期も懸念されている。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



