「リトルなでしこ」ことU-17日本女子代表が、2度目の世界一へ向けてまた一歩前進した。
白井貞義監督率いるチームは29日、モロッコで開催中のFIFA U-17女子ワールドカップ・ラウンド16でケニアと対戦し、3-1と逆転勝利。準々決勝進出を決めた。
一方、同日までにベスト8が出揃い、ドイツ、ポーランド、フランス、スペインと欧州勢が立て続けに敗退する波乱が起きている。
日本はケニア戦、29分にブレンダ・アチエンの先制点を許す苦しい展開。しかし36分、エース花城恵唯の今大会4点目で同点に追いつくと、後半に入って攻勢を強める。
59分に栗田七海が逆転弾を決め、75分には途中出場の田中愛純香が追加点。グループステージを3戦全勝、9得点無失点で突破した実力を示し、ノックアウトステージ初戦を乗り越えた。
中2日で迎える準々決勝、日本はラウンド16でアルゼンチンを破ったガーナと対戦。2014年大会以来2度目の頂点まで「あと3勝」となった。
この日、ラウンド16の全試合が終了。注目を集めているのが、欧州勢の全滅だ。
ドイツはグループステージで日本が勝利したベネズエラに0-1で敗れ、ポーランドはブラジルと3-3で延長戦まで戦った末、PK戦で敗退。フランスも中国と0-0からのPK戦で涙をのんだ。
そして、ここ10年で2度の優勝を誇るスペインもアメリカに1-2で敗戦。FIFAランキング1位と2位の頂上決戦は、スペインがボール支配率70%超、シュート数でも20対4と圧倒しながら、アメリカの決定力の前に沈む結果となった。
ベスト8に欧州勢が一つも残らない異例の展開。11月1日(日)に行われる準々決勝では日本対ガーナのほか、北朝鮮対アメリカ、中国対ブラジル、ナイジェリア対ベネズエラの試合が行われる。
筆者:奥崎覚(編集部)
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