オーストラリア代表のティム・ケイヒルは、マイケル・エシエンのW杯欠場という“吉報”に対し、「状況は変わっていない」と気を引き締めた。

ガーナ代表の関係者が最後まで望みを懸けたが、奇跡は起こらず、世界でも五指に入るであろうMFの姿を南アフリカの地で見られないことが先日明らかとなった。それでも、ドイツ、オーストラリア、セルビア、ガーナというグループDのレベルが高いことに変わりはなく、特にオーストラリアにとっては大きな挑戦となる。

「エシエンは非常に優れた選手で、今回のことは彼や彼の家族にとって悲しい出来事だが、ワールドカップのような大きな大会に関与することではないし、なにより我々は自分たちのチームに集中しなければならない」

なおケイヒルは、所属するエヴァートンとの4年間の契約延長に正式にサインしたことも認めた。彼の頭のなかにはもう、前回大会と同様の活躍で“サッカルーズ”をグループステージ突破に導くことしかない。

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