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今季城南一和天馬から水原三星に電撃移籍したモンテネグロ出身のFW、ジェナン・ラドンチッチ。かつて韓国への帰化がU-19代表経験があったため頓挫した経験を持つが、ここに来て再び韓国国籍の取得話が持ち上がっている。

しかし、先日韓国代表監督に就任したチェ・ガンヒは、3日の記者会見で「A代表に招集するかどうかは慎重に見極めなければならない」と話し、消極的な姿勢を示した。

「帰化というのは微妙な問題なのだ。昔とは時代が違うから大きな問題はないだろうが、A代表チームに招集するかどうかは、慎重に考えなければならない。最終予選に進出出来たときに、包括的に考えて決めることにする」

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水原三星はラドンチッチの韓国国籍取得に積極的である。外国人枠が1枚空くため、ステヴォ・リスティッチ、エディ・ボスナー、エヴェルトンに加えて追加で外国人選手を獲得する計画であった。韓国の法務部は優秀な外国人に限って2重国籍を認めており、通常よりも速やかに手続きを行うことが出来、クウェート戦にも間に合う見込みだ。

しかしその手続きを行うには、代表監督の推薦が必要不可欠となる。代表に選出するというある種の保証がなければいけないのである。しかしチェ・ガンヒは2月のクウェート戦にラドンチッチを招集することはないと明かしたため、ラドンチッチの韓国国籍取得は難しくなったといえる。

(筆:Qoly編集部 K)

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