エディンソン・カバーニ、アルバロ・ネグレド、ステヴァン・ヨヴェティッチ、ケヴィン・ストロートマンなど市場価値の高い大物選手が次々と移籍を決定した1週間であったが、移籍市場はまだまだ開放されている。今後も移籍の可能性が充分な事例について『CAUGHTOFFISIDE』が報じているのでご紹介しよう。


ピーター・オデムウィンギー
(WBA → クリスタル・パレス)

1月にクラブを去ろうとした事で既にウェストブロムのお気に入りではなくなってしまったオデムウィンギー。このストライカーはロフタス・ロードからQPRへの移籍を狙ったが移籍は実現せずにマーケットはクローズしてしまった。以降、オデムウィンギーはベンチに座る機会が増え、ウェストブロムのサポーター達から総スカンを食らっている状態にある。この悪夢の様な出来事から開放されるためにオデムウィンギーが考えているのは昇格組であるクリスタル・パレスへの移籍だ。監督のイアン・ホロウェイはオデムウィンギーの獲得を熱望していると噂されており、クリスタル・パレスはウェストブロムと交渉を行なっているようだ。

ヨアン・キャバイ
(ニューカッスル → PSG)

プレミアリーグで最高のMFの1人と考えられているキャバイは2011-12シーズン、マグパイスで素晴らしい時を過ごしたが、昨季はあまり効果的な存在ではなかった。現在も彼の8日は高く、ニューカッスルで成功している状況であるが、今夏セント・ジェームズ・パークを離れるという噂は尽きることがない。キャバイ本人がチャンピオンズリーグでのプレーを熱望しているからだ。フランス王者のPSGに加入する事が彼にとって最も好ましいオプションであると言われており、PSGもオファーの準備をしているという。噂によればPSGは2000万ポンドの移籍金を準備していると言われており、この金額を断る事は難しいと言われている。そして、PSGと資金力で競い合っているモナコもキャバイ獲得の可能性を秘めているクラブだ。なお、マンチェスター・ユナイテッドも長くキャバイ獲得の噂が報じられているが、彼らはセスク・ファブレガスを取り逃がした場合に獲得へ動くものと見られている。

レアンドロ・ダミアオン
(インテルナシオナウ → トッテナム)

昨年の夏、そして今年の1月とブラジル代表FWはノースロンドンのクラブへの移籍の噂が絶えず続いている。両者は1月のマーケットで合意に近づいたが、最終的にインテルナシオナウ側が合意せず、獲得を熱望するアンドレ・ヴィラス=ボアスは苛立ちを隠すことができずにいる。この夏も当然獲得へと向かっているが、現状では大きな動きが見られないままだ。ダミアオン本人はチャンピオンズリーグ出場権を有するクラブへの移籍を望んでいるとも言われており、この夏早々にスパーズが行ったオファーは拒否されている。ヴィラス=ボアスは今年こそダミアオンを獲得したいと執念を燃やしているが、エディンソン・カバーニを売却したナポリも獲得に動いており、去就は未だ不透明なままだ。

セスク・ファブレガス
(バルセロナ → マンチェスター・ユナイテッド)

ポール・スコールズが再引退したマンチェスター・ユナイテッドは中盤の強化が必須事項であり、新監督のデイヴィッド・モイーズもそれを強く望んでいる。そしてセスクはそのターゲットの1人としてマーケット開始早々にメディアから取り上げられてきた。ユナイテッドはバイエルンへ移籍したチアゴ・アルカンタラの獲得も望んでいたが失敗しており、セスクは目下No.1のターゲットだと言われている。既に公式なアプローチを行ったようだが、バルセロナは2600万ポンドを最低条件としており、条件交渉はまだまだ続くのではないかと見られている。

セスク本人はバルセロナ残留が希望である事を公式表明するのにこの夏を費やしている格好だが、プライベートではオールド・トラッフォードへの移籍も検討していると言われている。これはセスクがバルセロナのファーストチームに割って入る事に苦戦しているからだ。アーセナルから加入して2年経つがセスクは未だ自らが望むポジションで起用される機会を充分に手にしておらず苛立ってるとも言われている。そしてバルセロナはネイマールを獲得。状況は更に難しくなるのではないかと噂されている。ワールドカップへの影響もあり得るとメディアは躍起になって報じているが、バルセロナが放出を受け入れるのであれば新シーズンからオールド・トラッフォードへ渡る事も充分にあり得ると言われている。

デンバ・バ
(チェルシー → ウェストハム)

1月に加入したばかりだが、バのチェルシー時代はものすごく短いものとなるのではないかと噂されている。セネガル代表FWは何回かスタンフォード・ブリッジで素晴らしい活躍を示してきた。特にFAカップのマンチェスター・シティ戦でのゴールはとても素晴らしかった。しかし。新監督のジョゼ・モウリーニョの就任が決まる前から去就に関する情報はメディアを席巻。「売却対象」として常に報じられている。モウリーニョが就任してからも流れは変わらず、モウリーニョがクオリティを備えたストライカーを欲していると常に書き立てられており、残留したとしてもファーストチームでの居場所はほとんどないと噂されている。

ニューカッスルではレギュラーとしてプレーしていただけにベンチで出場機会を待つ事はバにとって難しい事になるのは間違いない。この状況を快く思わないセネガル代表はクラブを去ることを考えており、理想の行き先としてウェストハムを考えているようだ。ハマーズの指揮官、サム・アラーダイスもアンディ・キャロルのパートナーとなるFWを探しており、バであれば問題ないと考えているようだ。だが、ロシアのアンジ・マハチカラも獲得に興味を持っていると言われており、彼らであればウェストハムを上回る条件提示をすることは間違いなく、プレミアリーグから離れる事もあり得るかもしれない。

ゴンサロ・イグアイン
(レアル・マドリー → ナポリ)

レアル・マドリーのレギュラーであり、欧州で最も危険なストライカーの1人であるイグアインだが、既に選手本人は夏のマーケットでクラブを去ることを明らかにしており、クラブ側も放出に向かって動いている。当初行き先としてはユヴェントスが有力視されていたが、ユヴェントスはカルロス・テベスの獲得に成功した為に撤退。アーセナルが獲得レースを引っ張る形となるもリヴァプールのルイス・スアレスへと興味は移ったと言われている。そして現在最も可能性が高いと言われているのがセリエAのナポリだ。ナポリはエディンソン・カバーニをPSGに5500万ポンドで売却。彼らは潤沢な資金を有しており、イグアインに2200万ポンドを支払うつもりで交渉を進めている。イグアイン本人もイタリア移籍には興味を持っており、交渉が決まる可能性は充分にあるだろう。


続く

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