マンチェスター・ユナイテッドはアトレティコ・マドリーの新星、コケの獲得を目指しているようだ。

『Daily Star』によれば、ユナイテッドはコケの売却条項を行使する1600万ポンドのオファーを送るつもりであるという。コケについてはミランやリヴァプールも興味を示している。21歳のスペイン代表は今季のアトレティコ・マドリーで好調を維持しており、バルセロナ、レアル・マドリーとリーガの覇権を争うディエゴ・シメオネ監督のチームにおいて欠かせない働きを続けている。なお、シメオネ監督はコケが退団した時に備えて代わりの選手をリストアップ済みといわれており、チェルシーのヤングスター、ケヴィン・デ・ブライネがその候補の模様。

ユナイテッドのデイヴィッド・モイーズ監督は中盤に創造性のあるMFを望んでいると言われ続けている。夏のマーケットでベルギー代表のマルアヌ・フェライニを獲得したが未だフィットしておらず、日本代表MF、香川真司には多くのクラブから関心が寄せられている。コケは21歳ながら、既にアトレティコ・マドリーで130試合以上出場しており、代表でも7試合に出場している。ユナイテッドは中盤の改善策となる選手としてコケを評価しているようだ。

しかし、イタリアのミランも黙っていない。セリエAで苦戦の続くミランだが、350万ポンドのサラリーでコケの獲得を望んでいるという。財政的な問題を抱えているミランだが、日本代表MFの本田圭佑の加入も内定済みといわれており、1月からの反攻体制を構築するために必死である事は間違いない。

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