チームの特徴としては、伝統的に固さを見せる守備陣には不動の守護神ベナーリョ、経験豊富なリヒトシュタイナーに新星シェアの他にもセンデロス、フォン・ベルゲン、ジュルーなど経験と勢いが融合した陣容が揃い、中盤にはナポリを支えるインラーとベーラミ、ジェマイリら実力確かでバリエーション豊富なボランチ陣が君臨。

その前方にはシャキリ、シャカ、シュトッカー、バルネッタなどセンス溢れるタレントが揃っている。これまでのスタイルであるカウンターアタックに加え、豊富なタレントを揃えたことで可能になったポゼッションサッカー。その二つの戦い方を駆使し、速攻・遅攻を柔軟に仕掛けることが可能になった。

なお、これまで主に1TOPの位置には献身的でポストワークにも長けたレアル・ソシエダ所属FWセフェロヴィッチが起用されてきたが、3月のクロアチア戦で2ゴールを挙げ2013-14シーズンのブンデスリーガで17ゴールをマークした、ニュルンベルクFWヨシプ・ドルミッチが急浮上中。アレクサンダー・フライが引退して以降不在となっていたエースになれるのではないかと注目を集めている。

グループEで同居したのはフランス、エクアドル、ホンジュラスの3チーム。成熟度をましたヒッツフェルトのスイスであれば、グループリーグ突破は勿論のこと、決勝トーナメントでもサプライズを起こす可能性も十分だ。

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