U-19,21セルビア代表歴を持つジュルジェヴィッチ。

非常に強靭なフィジカルとスピードを備えた重戦車タイプのストライカーで、2011年8月に国内リーグ、FKラドでデビュー。2012-13シーズンに10代ながら9得点をマークして脚光を浴び、昨年1月、4年半の大型契約でフィテッセへ加入した。

フィテッセでは元日本代表FW、ハーフナー・マイクのチームメイトになると同時にライバルとなる。しかし、与えられた短い時間のなかで全く実力を発揮できず、昨シーズンは半年間でノーゴール。ハーフナーが退団した今シーズンもここまで5試合全て途中出場でやはり無得点と、失格の烙印を押され兼ねない状況にあった。

この日も残り10分を切ったところで投入されたが、オランダでの嬉しい初得点がリーグ4連覇中のアヤックスに対する歴史的なスーパーゴールとなったのである。

ジュルジェヴィッチは、

「ゴールの瞬間、何が起きたのか分からなかったよ」

「でも重要なことはゴールを決めたことだろう?初ゴールのために1年を待たなければならなかったけどとても幸せだよ」

と興奮を隠さず喜びを爆発させた。ただ、最後に冗談半分で(?)こうも話している。

「でもあれ、ハンドだったかもね」

試合はこのジュルジェヴィッチのスーパーゴールが決勝点となり、フィテッセが1-0でアヤックスに勝利している。

【厳選Qoly】パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら