6月21日、『Gazzetta dello Sport』は「ACミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、インテルがフランス代表MFジョフレイ・コンドグビアの獲得に近づいていることを明かした」と報じた。

モナコに所属しているジョフレイ・コンドグビアに対しては、ACミラン、そしてインテルの両クラブが獲得に向かっていることが報じられており、19日に会談が行われたと言われている。

コンドグビア側、そしてモナコ側は元々3500万ユーロ(およそ49億円)の移籍金を要求していたが、競争が行われたことでこれを4000万ユーロ(およそ56億円)まで上昇させた。給与の要求も500万ユーロ(およそ7億円)に接近していたという。

ガッリアーニCEOはこれを受けて要求を拒否すると、コンドグビア側は交渉をそこで終了させたとのことで、インテル側がそれ以上の額を提示したのではないかと報じられている。

アドリアーノ・ガッリアーニ
(ミランCEO)

「午後1:30には全てが終わった。モナコは我々に4000万ユーロ、2年の分割で2000万ユーロ(およそ28億円)ずつの支払いで許可する意向を示していた。

ジョフレイとの契約については前日の夜に全て整理されており、彼と父親が朝にそれを確認していた。

我々が書類を交換した後、午後1:30には皆が消えていた。明らかに、彼らが心を変えたのか、あるいは他の誰かがさらに大きいオファーをしたかだ。

(要求額について)

『NO』と言うことは、『YES』と言うよりも難しい。しかし我々はこの数字を受け入れることは出来ない。時に、テーブルに座り続けるよりも、立ち上がって去ることの方が勇気が必要になるものだ。

(ジャクソン・マルティネスについて)

もし我々が4000万ユーロをコンドグビアに、3500万ユーロをジャクソン・マルティネスに使わなければ、その7500万ユーロ(およそ105億円)はより賢い使い方をしていくだろう。それが良いことなのか悪いことなのかは、時間だけが教えてくれる」

【次ページ】インテルはブラジル代表DF獲得にも近い?