6月27日、『Sky』は「イングランド・プレミアリーグのスウォンジー・シティは、ブラガに所属しているポルトガル代表FWエデルの獲得に近づいている」と報じた。

既に交渉は合意しているとのことで、契約期間は3年、移籍金は500万ポンド(およそ9億7000万円)で決着したという。

エデルジト・アントニオ・マセド・ロペス、通称”エデル”は1987年生まれの27歳。ギニア=ビサウの生まれであるが、若くしてポルトガルに渡って育成された経験を持っているストライカーである。

ユース時代はあまり注目されていなかったが下部リーグのトウリゼンセで活躍し、2008年にアカデミカ・コインブラへ引き抜かれて知名度を上げ、2012年にはブラガにステップアップした。

190cmという身長と筋肉質の体を備えたフィジカルモンスターで、器用ではないものの圧倒的な高さとスピードを兼ね備えている選手である。

スウォンジーは今夏積極的に補強を進めており、ガーナ代表FWアンドレ・アユー、元フランスU-21代表DFフランク・タバヌー、スウェーデン代表GKクリストファー・ノルドフェルトを獲得している。

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