6日、J1昇格プレーオフ決勝をアビスパ福岡とセレッソ大阪が戦う。プレーオフについてデータ上では、「4つのジンクス」があることを先日お伝えした。

準決勝を受けてそのジンクスがどうなったのかを振り返ろう。

J1昇格プレーオフにまつわる4つのジンクス

3位のチームは昇格できない →3位アビスパ福岡は決勝に駒を進めている。データ上では、セレッソ大阪がJ1昇格となるが…。

3位チームに勝ったチームは100%昇格する →同じくセレッソがJ1昇格を決めれば、ジンクスは継続することになる。

プレーオフ初参加のチームのみJ1に昇格する →アビスパ、セレッソ共にプレーオフは初参加となりどちらが勝利してもジンクスは継続することになる。

プレーオフを通して初ゴールを決めたチームは必ず昇格する →準決勝では唯一アビスパのウェリントンだけが得点を決めた。このジンクス通りだとアビスパのJ1昇格となる。

つまり、「4つのジンクス」のうちセレッソ有利を示す「3位のチームは昇格できない」とアビスパ有利を示す「プレーオフを通して初ゴールを決めたチームは必ず昇格する」どちらが生き残るのか、という戦いである。

シーズンの記録上では3位アビスパ福岡は勝ち点82、4位セレッソとは15も離れており“強すぎる3位”と言える。アビスパが最後に負けたのはカップ戦を除けば8月の第30節ファジアーノ岡山戦まで遡る。準決勝V・ファーレン長崎戦での勝利で9連勝中、果たして10連勝の大台に乗せることができるだろうか?

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