また、ベルギー代表FWミシ・バチュアイについては、クラブの経営状態に直結する問題になっているようだ。

現在経済的な状態が悪いマルセイユは、監視組織であるDNCGから最も危険だと判断されている。

25日には「あと10日で2500万ユーロ(およそ28.2億円)を調達するように」という命令を受けたことも明らかになっており、クラブ側はバチュアイの売却を約束したという。

現在EURO2016に出場しているバチュアイは、昨日のハンガリー戦でゴールを決めるなど活躍を見せている。

彼に対しては多くのクラブが関心を寄せていると言われてきたが、現在最も接近しているのはウェストハム・ユナイテッドとユヴェントスであるという。

他にはトッテナム・ホットスパー、アーセナル、PSGなどの名前も上がっているものの、今オファーを送っているのはこの2チームであるそうだ。

ウェストハムからは2800万ポンド(およそ38.8億円)、ユヴェントスからは3000〜3500万ユーロ(およそ33.8~39.4億円)のオファーが舞い込んでいるとのこと。

ところが、そこで一つ問題になっているのは『Brexit』だ。つまり、英国がEUから脱退することが決まったというものである。

ポンドの下落幅が非常に大きく、給与や移籍金が不安定な状況になっていることから、ウェストハムとの交渉が停滞しているとも。

かといってユヴェントスとの話が進んでいるというレポートもあるわけではないので、今後の動きが注目される。

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