ピーター・クラウチ(トッテナム、ポーツマス)

トッテナムの売却額:7万2000ポンド(およそ950万円)

ポーツマスの売却額:500万ポンド(およそ6.6億円)

ポーツマスの買い戻し額:1100万ポンド(およそ14.4億円)

トッテナムの買い戻し額:1000万ポンド(およそ13.1億円)

イングランドで最もユニークな選手は、買い戻しでもユニークだ。2つのクラブでそれを経験している珍しい選手である。

トッテナムの下部組織で育ち、僅かな額でQPRに売られる。2001年にボーツマスへ移籍し、リヴァプールを始めとしたいろいろなクラブを経験したあと2008年に復帰する。

さらに2009年、今度は古巣であるトッテナムに買い戻された。現在はストーク・シティに所属。

マルコ・ロイス(ボルシア・ドルトムント)

売却額:フリー

買い戻し額:1500万ポンド(およそ19.7億円)

選手の移籍に関しては比較的上手いと言われているドルトムントであるが、実はロイスをU-19時代に放出してしまっている。

ロット・ヴァイス・アーレンへ移籍し、ボルシアMGでプロとして台頭した彼は、古巣のドルトムントに戻ることを熱望。それに応えたクラブは1500万ポンドを投じた。

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