北野 翔

出場した年:2000年(3位)

現所属:引退(現FIFTY CLUBサッカースクール コーチ)

今回、U-16選手権に臨むチームは「00ジャパン」と呼ばれているが、彼らが生まれた2000年に行われた大会で日本は3位に入った。

この大会では阿部祐太郎、茂木弘人らがゴールを重ねた。しかし、3位決定戦のベトナム戦でハットトリックを達成し日本を3大会ぶりに本大会出場へ導いたのが、小学生の頃から横浜マリノス(現F・マリノス)で育った北野だ。

彼はこの大会で得点王に輝き、翌年のU-17世界選手権にも出場。小柄でスピードがあり、当時、“マラドーナの再来”として絶大な人気を誇ったアルゼンチン代表FWハビエル・サビオラに例える声もあったが、プロでは大成できなかった。

杉本 太郎

出場した年:2012年(準優勝)

現所属:鹿島アントラーズ

2009~2014年までU-17代表を指揮した吉武博文氏は「(フィールドに)10人のボランチが理想」なのだという。その特異なスタイルで4-3-3のFWの中央、いわゆる“0トップ”という難しい役割を任されたのが杉本太郎だ。

160cmほどの小柄な彼は突出した身体能力、個人技を持つわけではなかったが、豊富な運動量と正確な技術によってチームの中心的な存在に。準々決勝のシリア戦で本大会出場を決める2ゴールを記録し、大会最優秀選手に輝いている。

現在20歳。プロの世界では苦しんでいるが、7月にはJ1初ゴールを決めた。これからの活躍に期待だ。

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