『Evening Standard』は「かつてアーセナルでプレーしていた元イングランド代表MFレイ・パーラーは、アーセン・ヴェンゲル監督について語った」と報じた。

アーセナルの下部組織で育成され、1992年にプロデビューを果たしたパーラー。ヴェンゲル監督就任から『インビンジブルズ』の無敗優勝までを経験した数少ない選手の1人である。

今月就任から20年を迎えた恩師について、パーラーは以下のように語り、その貢献を大いに賞賛した。

レイ・パーラー

「私は彼のことをなんにも知らなかったんだ!よく先輩たちに言ったものだよ。『誰だ、アーセン・ヴェンゲルってのは。本当に何にもわからない』と。

我々は偉大な選手を持っていた。しかし、ヴェンゲルは人々を取り扱うメソッドを持ち込み、毎日本当の喜びを持って働いていた。

人々はそれを見ることはないが、彼は本当にユーモラスな一面もあるんだ。我々は練習場で多くの楽しみを経験した。

パトリック・ヴィエラとニコラ・アネルカを買ってきた選択も素晴らしかった。特に、アネルカを売却した資金を練習場に投資し、ティエリ・アンリを獲得したことがね」

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