レイ・パーラーが語るヴェンゲルの20年…果てしなき賞賛

レイ・パーラー

「彼が少し幸運だったという点については、ヴェンゲルも同意するだろうと思う。アーセナルへやってきた時、最高のDF5名を持っていた。

最高のクオリティを持つDFを中核に据えられた。しかし、彼は我々にエマニュエル・プティ、パトリック・ヴィエラ、マルク・オーフェルマルスと攻撃的なマインドをもたらした。

彼はスカッドをもう一つ上のレベルへと導いてくれた。素晴らしいシーズンだったのは1997-98だ。メンバーの内部、試合、そしてファンが作る雰囲気があった。それはエキサイティングだったね。

そして、トニー・アダムスがエヴァートン相手にゴールを決めた時は、それまでで最高の場面だった。シーズンを統括するようなものだったね。誰がスティーヴ・ボールド（現アーセナル　アシスタントコーチ）のアシストからアダムスがゴールするなんて思うんだ？

ヴェンゲルがここに20年間もいるなんで期待していなかったよ。彼はただ自分の仕事で何かを得ようとしてきた。毎日練習場に来て、選手を成長させようとトライした。

彼はおそらく、ありとあらゆる持て囃しを好んでいない。それに値するとしてもね。彼は歴史上でも最高の監督の1人になるだろう。

サー・アレックス・ファーガソンも彼は最高だと言うと思うよ。そして、そこに間違いはない。そしてヴェンゲルはそこに値する。トップ2～3にだ。

彼はアーセナルのために素晴らしい仕事をやってきた。そして、もしニュートラルな立場から見れば、イングランドのサッカー全体に対してもだ」