北海道コンサドーレ札幌の優勝で幕を閉じた2016シーズンのJ2。

今季も混戦となり、昇格、残留争いをしているチームの中で最終節を前に順位が決まっていたのは4位のセレッソ大阪のみであった。この後はポストシーズンに入り、昇格プレーオフとJ2・J3入れ替え戦がそれぞれ行われる。

そんな今季のJ2で全試合フル出場を果たした選手は8人いる。

J2はJ1よりもチーム数が多く、シーズンを通して戦うのがより難しいリーグだ。

それでは、42試合×90分=3780分出場という偉業を成し遂げた「鉄人」たちをご紹介しよう。

GK:清水 慶記(ザスパクサツ群馬)
GK:髙原 寿康(町田ゼルビア)
DF:西河 翔吾(横浜FC)
GK:原田 欽庸(ツエーゲン金沢)
GK:中林 洋次(ファジアーノ岡山)
GK:清水 健太(カマタマーレ讃岐)
GK:児玉 剛(愛媛FC)
DF:林堂 眞(愛媛FC)

J1同様、基本的にはGKが中心となっている。

フィールドプレーヤーで名を連ねたのは西河翔吾と林堂眞の二人のみ。西河は松本との最終節で同点弾となるゴールを奪っており、これが今季の初ゴールとなった。

全試合フル出場を果たした8人の中に、札幌、清水、松本、C大阪、京都という上位5チームの選手が不在なのは興味深い。

なお、「全試合フル出場」こそ逃したものの、全42試合に出場した選手は以下の通りだ。

FW:内村 圭宏(北海道コンサドーレ札幌)
FW:高橋 駿太(ザスパクサツ群馬)
MF:瀬川 祐輔(ザスパクサツ群馬)
FW:船山 貴之(ジェフ・ユナイテッド千葉)
MF:中島 裕希(町田ゼルビア)
MF:工藤 浩平(松本山雅)
DF:松田 陸(セレッソ大阪)
MF:伊藤 大介(ファジアーノ岡山)
DF:小池 龍太(レノファ山口)
MF:島屋 八徳(レノファ山口)
MF:庄司 悦大(レノファ山口)
MF:馬場 賢治(カマタマーレ讃岐)
FW:阪野 豊史(愛媛FC)
MF:風間 宏希(ギラヴァンツ北九州)
DF:小手川 宏基(ギラヴァンツ北九州)
GK:大久保 択生(V・ファーレン長崎)

さすがにこちらフィールドプレーヤーが多い。

16名の中で唯一のGKは長崎の大久保択生で、第21節の徳島ヴォルティス戦で負傷交代し、21分に途中交代となっている。

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