2. 優勝争いは?

優勝の可能性が残されているのは1位チェルシーと2位トッテナムの2チームだ。

両チームとも残り3試合となっており、現在の勝ち点差は「7」。チェルシーは今週末に行われるWBA戦に勝利すれば自力での優勝が決まる。また、仮にこの試合でチェルシーが敗れても、トッテナムが次節負ければチェルシーの優勝が決定する。

チェルシーが残すのはアウェイでのWBA戦、ホームでのワトフォード戦、ホームでのサンダーランド戦、トッテナムはホームでのマンチェスター・ユナイテッド戦、アウェイでのレスター戦、そしてアウェイでのハル戦を控えている。

なお、チェルシーが優勝すれば2014-15シーズン以来2年ぶりのリーグ制覇となり、トッテナムが優勝すれば1960-1961シーズンぶりの快挙となる。

3. CL出場権争いは?

プレミアリーグのCL出場枠は「4」。

上位3チームにストレートインの権利が、4位のチームにプレーオフ進出の権利が与えられる。

すでに1位チェルシーと2位トッテナムの本戦出場が決定しており、3位と4位の座をリヴァプール、マンチェスター・シティ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドの4チームが争うことになる。

この4チームはすでに6位以上でシーズンを終えることが決まっており、最低でもELに出場することが決定。

3位リヴァプールから6位ユナイテッドまでの勝ち点差は「5」あるが、リヴァプールを除く3チームの消化試合数が一つ少ないため、残りのシーズンで順位の変動が起きても不思議ではないだろう。

とは言えアウェイでのトッテナム戦を残し、最も厳しい順位にいるユナイテッドのCL出場権確保は困難か。前節のアーセナル戦に敗れたことで、ジョゼ・モウリーニョ監督も「不可能」とコメントしていた。