Jリーグに敏腕社長がいると密かに話題だ。
- スポンサー56社→130社(およそ2.3倍)
- 観客動員数1561人→2508人(およそ1.6倍)
- クラブ創設14年目で初のJ2ライセンス獲得
- J1規格で駅隣接スタジアムの整備基本計画が公表。
これらはすべて1人の人物が、とあるJクラブの社長に就任してから1年目に発表された功績なのだから驚きである。
倉林啓士郎。
フットボールブランドsfidaを展開する株式会社イミオの代表取締役社長であり、明治安田生命J3リーグに所属するFC琉球の代表取締役社長も無償で兼任している。
前年比の観客動員数の伸び率はJリーグ全体で3位。
1位は新スタジアムがオープンした北九州、2位は昇格して初タイトルも獲得したセレッソ大阪だ。
しかし、FC琉球は新スタジアムの建設がまだしばらく先で昇格や優勝をしたわけでもない。
純粋にその経営手法で観客動員数やスポンサーを伸ばしたのだ。
この驚異的な数字はどのようにして達成されたのか?
今回はその経営手腕について倉林社長本人を直撃した。
インタビュアーは南米でサッカー指導者をしている平安山良太が務める。