ドイツ人トルステン・フィンク監督が就任して以来、公式戦4試合負けなしと復調傾向にあったヴィッセル神戸。
この週末はJ1第18節で清水エスパルスのホームに乗り込んだが2-1で敗れ、フィンク監督にとって初黒星となってしまった。
ただ前半、元スペイン代表FWダビド・ビジャが決めたゴールが「すごすぎる」として話題となっている。早速、見てみよう(動画3分11秒から)。
本当に37歳なのかというくらい、この一連のプレー全てが完璧…。
古橋亨梧からのパスを相手DFの前で上手く受けてGKとの1対1を作り出し、最後は“超高速”のダブルタッチから左足で無人のゴールへと流し込んだ。
特にトラップのスロー映像(動画4分2秒から)を見てほしい。半身の体勢から足裏で勢いを殺しつつ、ボールを進行方向にもっていっていることが分かる。
偶然だろうか?ただ次の動作への早さを考えると狙っているようにも…。どちらにせよ往年の名選手ベルカンプを彷彿とさせるまさに“神トラップ”あった。
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ビジャはこれがJ1二桁ゴール一番乗りとなる今季の10点目。ただ「ゴールを決めるということは自分の自信を保つために良いことだけど、一番大事なのはチームが勝つことなので…。」とチームの敗戦に謙虚な姿勢を見せていた。