サッカーにはさまざまなシステムやフォーメーションが存在しており、それぞれのポジションで分業が行われるのが通常だ。

ただその中で多くのポジションをこなすことができるという珍しい選手も。今回は「近年最もユーティリティ性が高かった選手」の特集をお送りする。

フィリップ・コクー

ユーティリティプレーヤーが多いオランダの歴史上、最も多くのポジションをこなした選手だと言えるだろう。AZでデビューしたあとフィテッセ、PSV、バルセロナなどでプレーしたコク―は、前線から最終ラインまですべてのポジションをこなせる稀有な選手だった。

ボランチやインサイドハーフを最も得意とすると言われていたものの、ウインガーとしても一流で得点力にも優れており、ストライカーもこなせた。センターバックとしても知的なストッパーとして機能し、どんな形でもチームに貢献できる選手であった。