スーパーゴールを決めたボスニア・ヘルツェゴビナの英雄
アスミル・ベゴヴィッチ
国籍:ボスニア・ヘルツェゴビナ
所属:エヴァートン/ENG
2021年にエヴァートンへ加入したベゴヴィッチは、今夏にクラブから離れる見込み。
ボスニア紛争から逃れるために、幼少期はドイツへ避難。キルヒハウゼンの下部組織で打ち込み、10歳のときにはカナダへと渡った。
カナダではカナダU-20代表に選出されるも、A代表では出場機会をつかめなかった。その後ボスニア・ヘルツェゴビナ協会の説得もあり、母国の代表チームを選んだ。
そして、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表で正守護神を務めたベゴヴィッチは、チームを2014年ワールドカップブラジル大会出場に導いた。
今季引退した元カナダ代表FW中島ファラン一生さんは
「ゴールキーパーのアスミル・ベゴヴィッチなんかは僕と一緒にゴールドカップ出たんですよ。本当にやらかしましたね。
ベンチにいたのに、出場させなかったんです。その後に、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表から招集を受けて持っていかれたんですよね。
あれは滅茶苦茶惜しいことしましたね」
と過去にQolyの取材を受けた際にベゴヴィッチの代表鞍替えを振り返っている。
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2013年11月2日のサウサンプトン戦でロングフィードがそのままゴールに突き刺さる形で得点したベゴヴィッチ。
来日する機会があれば、飛距離のあるロングキックとキャッチングの上手さをJリーグの舞台で披露してほしい。
#GoalOfTheDay belongs to Asmir Begovic 😳 (Yes, you read that right)@asmir1 pic.twitter.com/PBpuY6iMXU
— Premier League (@premierleague) May 20, 2018
この他にも元スペイン代表ダビド・デ・ヘア(マンチェスターユナイテッド)、スペイン人GKダビド・ソリア(ヘタフェ)、フランス人GKマクシム・デュペ(トゥールーズ)、元スロベニア代表GKサミル・ハンダノヴィッチ(インテル)らが今夏で契約満了する見込みだ。