スイス1部スーパーリーグで現在最下位と絶不調の名門バーゼルに5日、クラブ創設130周年を記念したサードユニフォームが登場した。

この漆黒のユニフォームは発表翌日の6日に行われたリーグ第13節イヴェルドン戦でお披露目されている。

FC Basel 2023-24 Macron 130th Anniversary

バーゼル 2023-24 Macron 130周年記念 サード ユニフォーム

記念すべきクラブ創設130周年記念ユニフォームは、ブラックを基調に各部をゴールドで華やかに彩るデザイン。前面には濃淡をつけて左肩から右裾にかけて濃淡ブラックで斜めストライプを走らせる。

FCバーゼルは1893年にスイス北西部の街バーゼルで誕生。リーグ優勝20回を誇る名門で、過去には中田浩二と柿谷曜一朗が所属したこともあり日本のサッカーファンにも知られた存在だ。

今回の130周年記念モデルはオールドスタイルのエンブレムを採用。このデザイン自体は初登場ではなく、22-23シーズンから使われている。

シャツ全体に散りばめる模様も独特だ。これはバーゼルの街の紋章や旗に使われているバーゼルスタブ(バーゼルの杖)と呼ばれるもので、元々は司教の印章(ハンコ)に使われていた図柄だという。

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前述の通り、この130周年記念モデルはホームで行われたリーグ第13節イヴェルドン戦でデビュー。試合は2-1でバーゼルが11試合ぶりに勝利しスタジアムが歓喜に沸いた。

順位は依然として最下位のままだが、この130周年記念モデルがまずは幸運を一つ呼び込んだようだ。

ブラックとゴールドのスタイリッシュなデザインが海外ユニフォームはファンに絶賛されている130周年記念モデル。

一般向けには6日よりクラブ公式オンラインストアにて販売を開始したが、現在のところはクラブ会員のみを対象とした限定販売となっている。

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