「試合前、チームメイトたちはこの試合には必ず勝つと伝えた。神は自分を除外した。なぜ除外されたのかはわからないが、その背景には便宜があり、試合後にその便宜を理解できた。自分がプレーしているモデルは、この試合では通用しなかったかもしれない。勝つためには違うプレーをしなければならない。試合が始まると、我々はデュエルとロングボールに勝つことを目指した。その戦略はテクニカルスタッフたちによって作られたものだ。我々は強力なテクニカルスタッフを擁しており、この2日間で非常にいい分析を行い、日本戦に備えることができた。

私が日本戦に出場していたとしても、こんなことにはならなかっただろう。私がプレーしていれば、99%こんなことにはならなかっただろうし、私がいなくても皆で試合に勝っていたはずだ。我々のゲームモデルは、私がいるのといないのとでは違う。すべてに知恵がある。あの時はとても悲しかったし、愚痴もこぼしたかもしれない。だが、よく考えてみると、知恵というものは確かにあって、その知恵とは、今日はチームメイトたちが勝つべきだというものだった。

サンダルはグループステージの段階から、4年前(実際には5年前)の日本戦のリベンジを果たすのを待っていると話していた。それが彼の心の全てだった。彼は日本と対戦するか否かは分からなかったが、それしか考えていなかった。サンダルならチームのためにいい動きをしてくれると確信していた。ご覧のように彼はとてもいいプレーをした。

メディアは、後半のプレーがよかったと話題にしているが、前半も悪くなかった。とにかく、我々は自分たちの戦略に従った、日本がボールを持ち、こちらはカウンターを狙う。我々には3度の決定機があり、日本も1~2回チャンスがあった。前半も日本が我々よりはるかによかったわけではなかった。全体的に我々のほうが団結したチームだったし、勝つことができた」

サンダルというのは、FWサンダル・アズムンのことだろう。

イランは2019年のアジアカップでは準決勝で日本に0-3で敗れている。

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アズムンはこの試合で柴崎岳の顔を鷲掴みにするなど荒らぶり、その後、謝罪することにもなった。アズムンは5年越しに日本への復讐をすることに燃えていたとのこと。

なお、タレミによれば、イランはPKの練習も相当積んでいたそう。

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