このほど、サッカーのルールを制定するIFAB(国際サッカー評議会)が年次総会を行った。
今後3部リーグ以下のカテゴリーで3つのトライアルを行うことが承認されている。
・特定の状況においては、チームキャプテンだけがレフェリーに近づくことができる。
・クーリングオフ期間を導入し、レフェリーがチームに対して自陣ペナルティエリアまで行くように求めることができる。
・GKがボールを保持できる時間を(これまでの6秒から)8秒に延長。そうしなかった場合、ポゼッションは相手チームに戻る。
なお、「クーリングオフ期間」は、試合がヒートアップした場合に審判が試合を再開する前に両チームを一定期間引き離すことができるというものだそう(それぞれのペナルティエリア内まで下がる模様)。
また、BBCによれば、IFABはシンビン(一時退場)のトライアルを拡大することも、ブルーカードの導入もしないとのこと。イエローカード、レッドカードに続いて、青いカードが導入される可能性は破棄されたようだ。