ロシア・プレミアリーグ 第5節
HOME | SCORE | AWAY |
---|---|---|
クリリア・ソヴェトフ | 2-1 | サトゥルン |
スパルタク・モスクワ | 2-1 | テレク・グロズヌイ |
ディナモ・モスクワ | 0-0 | トム・トムスク |
シビル・ノヴォシビルスク | 2-4 | アンジ・マハチカラ |
ゼニト | 1-0 | ロコモティフ・モスクワ |
アラニア・ウラジカフカス | 1-3 | CSKAモスクワ |
ロストフ | 2-1 | アムカル |
ルビン・カザン | 1-1 | スパルタク・ナリチク |
ここまで相手に恵まれた感もあった好調ナリチクにとって、試金石となったルビンとの一戦。セットプレーからルビンに先制を許したものの、終了間際の87分にルシッチが見事な同点ゴール。王者を相手にアウェイで堂々と引き分け、トップの座を守った。一方、経営難もあり泥沼の開幕4連敗を喫していたクリリアが今季初勝利。補強も進み、ようやく戦える体制が整ってきた。CSKAモスクワは今週水曜のゼニト戦に備えてメンバーを落としながらもアラニアに順当勝ち。アラニアのホーム、北オセチア共和国の首都ウラジカフカス近郊で育ったザゴエフはPKを決め、“ホーム”のファンからブーイング混じりの祝福を受けた。ゼニト対ロコモティフの強豪対決はゼニトに軍配が上がっている。
Pick Up Player
アラン・カサエフ Alan Kasaev/Алан Касаев
ルビン・カザン所属
背番号 14
1986年4月8日生まれ
ロシア
174cm / 71kg
スピード、技術、強さの三拍子が揃ったアタッキングMF。ロシアでは珍しく、まるで南米の選手のような腰の据わったドリブルを持ち、守備でもしつこさを見せる点や体型など、ルーニーに似ているといえなくもない。2009シーズンはスーパーサブに過ぎなかったが今季はスタメンに定着。主に両サイドやトップ下でプレーしている。
CSKAモスクワ 第6節の対戦相手
4月17日(土) ロコモティフ戦(Home)
ロコモティフ・モスクワ
ロコモティフ・モスクワ
昨季4位。今オフにディナモ・キエフから獲得したアリエフが、開幕4試合で5ゴールと大活躍を見せているが、前節はおそらく怪我で欠場(本来は4-2-3-1のトップ下に入る)。また、同じく新加入の大型センターハーフ、タラソフはゼニト戦で若さを見せ退場し、次のCSKAモスクワ戦には出られない。
【第5節 ゼニト戦のスタメン】
11.ドミトリ・シチョフ
キャプテン。ロシア代表。2002年W杯の隠し球。速さと上手さが特徴の小柄なストライカー。
9.ピーター・オデムウィンギ
ナイジェリア代表。フリーランニングやボールキープなどで味方を生かせる利他的なFW。
55.レナト・ヤンバエフ
ロシア代表。豊かなスピードと切り替えの速さが特徴。最近は左だが両サイドでプレーできる。
1.ギリェルメ
ブラジル産の長身GK。素材としては一級品。まだ24歳と若く、いずれは西欧へ羽ばたくだろう。
88.オレクサンドル・アリエフ
ウクライナ代表。怪我で失った出場機会を求めて加入。非常に正確なキックを持つ攻撃的MF。
※第4節の延期試合、CSKAモスクワ対ゼニトは4月28日(水)に再延期されていました。失礼いたしました。