各チームいよいよ残り1試合だが、その前に先週の試合をざっとおさらい、プレミアリーグハイライト。

【バーミンガム・シティ×バーンリー】

この50年で最高のシーズンを送っているバーミンガムは、ホームでバーンリーと対戦。降格が決まったバーンリーは、すでにニューカッスルのライアン・テイラーの獲得と、スティーヴン・コルドウェルの放出を考えているらしい。


【マンチェスター・シティ × アストン・ヴィラ】

激しい4位争いを続けている両チームだが、ベストメンバーのヴィラに対して、シティは守護神シェイ・ギヴンと中盤のかじ取り役、ギャレス・バリーを欠く状態。控えのスチュワート・テイラーも離脱したため、シティのGKには急きょサンダーランドから獲得したマルトン・フロプが入る。


【ポーツマス × ウォルヴァーハンプトン】

降格が決まっているポーツマスにとって、ホームでのプレミアリーグの試合はこれが最後。この5試合左サイドバックに入っているレオナルト・ソヴァーは、ドイツ生まれの17歳。


【ストーク・シティ × エヴァートン】

エヴァートンのGK、ティム・ハワードにとっては鬼門のブリタニア・スタジアム。昨シーズンの試合ではロリー・デラップのスローインから2点を失っている。


【トッテナム × ボルトン】

CL出場権のためにはなんとしても勝ち点3がほしいトッテナムがホームに迎えるのは、パッとしないシーズンを送っているボルトン。トッテナムのキャプテン、レドリー・キングは痛む足に鞭を打っての強行出場。


【リヴァプール × チェルシー】

EL敗退にフェルナンド・トーレスの手術、ラファエル・ベニテス監督のユヴェントス行きなど明るい話が全くないリヴァプール。マンUのファーガソン監督は“チェルシー止め”を期待しているはずだが、前半なかば、どこかで見た光景が・・・・。


【フラム × ウェストハム】

リヴァプールとは対照的に、クラブ史上初のEL決勝進出を成し遂げるという “Magical Mystery Tour”を満喫しているフラム。2シーズン前には、ウェストハムのように降格回避に必死だったとは信じがたい。


【サンダーランド × マンチェスター・ユナイテッド】

ウェイン・ルーニーが戻ってきたマンUは、カモにしているサンダーランドと対戦。このカードでサンダーランドが最後に勝ち点をとったのは、2002-2003シーズンまでさかのぼる。


【ウィガン・アスレティック × ハル・シティ】

数字上はまだ残留の可能性を残しているハルと、ハチャメチャなシーズンを送ったウィガンの一戦。ウィガンはすでにウーゴ・ロダジェガ、シャルル・エンゾグビアらに引き抜きの噂があり、デイヴ・ウィーラン会長も移籍を容認している。


【ブラックバーン・ローヴァーズ × アーセナル】

これぞまさしく、プレミアリーグ観戦の楽しみ。いや、純粋にスポーツ的観点で捉えている方には申し訳ないが、アーセン・ヴェンゲルに対して嫌がらせをさせたらサム・アラダイスの右に出るものはいません。お得意マッチョ戦術、ヴェンゲル名物負け惜しみも含めてとくとご覧あれ。

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