ブニョドコル(ウズベキスタン)
予選グループ成績:グループB 3勝1分2敗 2位
国内リーグ成績:28勝2分 優勝 (2009)
Club DATA
本拠地 タシュケント
設立年度 2005年
チームカラー
監督 ルイス・フェリペ・スコラーリ(ブラジル)
FORMATION
GL REVIEW

ウズベキスタンリーグを席巻するビッグクラブ。豊かな資金力を武器に多くの外国籍選手と、元ブラジル、ポルトガル代表監督ルイス・フェリペ・スコラーリを指揮官に招聘。2009年はなんと28勝2分けという信じられないような成績でリーグを制している。

武器はもちろん攻撃力だ。浦項スティーラーズで昨年クラブ・ワールドカップに出場したデニウソンをワントップに、左にドリブル突破を得意とするハサノフ、右に多彩なテクニックを持つジェパロフと、ウズベキスタン代表クラスの選手を配置。そしてグループリーグ4節で元ブラジル代表リヴァウドが負傷から復帰、トップ下を務める。ボランチにも展開力に優れるハイダロフ、ジョアン・ヴィクトルの両者を使用。自ら攻撃を組み立てる能力にかけては非常に高い。また通常のスタメンではやや高さが足りないように見えるが、ベンチに長身ストライカーのソリエフを備えている。

ただアジアトップレベルのチームと比べると、やはり守備力が物足りないところ。国内リーグと違いACLは外国籍選手の登録が限られ、特にセンターバックは、パワーには優れるがスピードには決して強くはない。イズマイロフ、ガフロフ、カリモフの誰が出てもその弱点をカバーしきれないところに不安はある。またゴールキーパーのネステロフの能力も決して高いとは言い難い。

KEY PLAYER
リヴァウド(ブラジル)
バルセロナでの華々しい活躍が未だ記憶に残る元ブラジル代表選手。2002年の日韓ワールドカップ優勝メンバーだ。流石に30代後半とあって運動量の減少は激しいが、キープ力や左足から繰り出される鋭いパス、得点力はまだまだ強力。
セルヴェル・ジェパロフ(ウズベキスタン)
元ウズベキスタン代表総監督のジーコに「ウズベキスタンの中村俊輔」と例えられたテクニシャン。ただしこちらは、ドリブルで仕掛けることも出来る万能型の攻撃的ミッドフィルダーだ。左利きながら両足でセットプレーを蹴ることが出来る器用さもある。
デニウソン(ブラジル)
突進力を生かした強引なドリブルと高い決定力を持つストライカー。2009年のクラブ・ワールドカップでは4ゴールをあげて得点王に輝いている。

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