Germany
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3
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0-1
3-0 |
1
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Bosnia
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ラーム シュヴァインシュタイガー(PK) シュヴァインシュタイガー(PK) |
50' 73' 77' |
得点者
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15' |
ジェコ |
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前半戦こそビハインド状態に陥ったドイツであったが、後半開始直後に挙げたラームのゴールを皮切りに、シュヴァインシュタイガーのPKでボスニアヘルツェゴビナ相手に逆転勝利を飾った。
試合開始を告げるホイッスルが鳴ると同時に、両者が似たようなフォーメーションとシステムを使用していることもあり、一進一退の攻防が展開。ドイツは司令塔エジルを中心に、ポドルスキのミドルシュート、ケディラの飛び出しを交えた厚みのある攻撃を仕掛けて幾度となく決定機を演出すると、ボスニアも負けじとジェコを筆頭にミシモヴィッチ、イビシェヴィッチ、ピャニッチらの個人技を活かした攻撃で対抗。15分にバックラインの裏に抜け出したジェコが、ラームのクリアボールを体でねじ込み先制点が生まれたが、これ以外でも双方共に数々のゴールチャンスが訪れ、見応えのある試合内容にサポーターのボルテージも上昇し続けた。
後半からは、途中投入となった、カカウ、ミューラー、マリンらが一気に攻撃の質をスケールアップさせ、ボスニア守備陣に恐怖心を与える仕掛けが増えてからは完全にドイツペースで試合が進み、そこからは難なく逆転に成功。ゴールの形が、ラームの独力突破とシュヴァインシュタイガーのPK2本ということもあり、面白みがなかったと言う声はあるかもしれないが、それ以外の局面でも評価されるべきパフォーマンスを披露していたドイツ代表は称賛を受けて然るべき。本大会に向けて、着実に調子を上げてきているようだ。