前回、「北朝鮮代表 裏技を開発する」の記事内で記載した北朝鮮のユニフォーム問題に終止符が打たれた。Sportspromedia.comによると、LEGEA社(イタリア)が(1年当たり約1億1000万円の)4年契約で北朝鮮代表とサプライヤー契約を結んだという。また、ワールドカップで優勝した際には400万円から1000万円の優勝ボーナスを提供するそうだ。

LEGEA社はこれまでイタリアの中小クラブとの取引を進めてきた。一方、代表チームのサプライはコソヴォ代表などごく限られたものでしかなく、企業の国際競争力を高めるための契約と見られている。LEGEA社のダニエーレ・ナストーロマーケティング・ディレクターは「政治的に北朝鮮は韓国と緊迫した情勢にあるが、ワールドカップは政治とは無関係」と契約について語っている。

尚、北朝鮮サッカー協会のリ・カンホン氏は「LEGEA社の提示したオリジナル・デザインは厳しい。我々は、派手なデザインは好きではない。ホームは白で誇りたかき魂を、アウェーは赤で国旗と共に情熱を表すシンプルで純粋なデザインで」と語っている。

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