11日から行われる、U-21EURO本大会に向けたイングランド代表メンバーは以下の通り。

「A代表に比べ、ユース年代は強くない」というのがイングランド・サッカー界の歴史であったが、ここのところの彼らは違う。前回大会ではドイツには敗れたが準優勝の栄冠に輝き、今大会も予選グループを2位で通過した後、ルーマニアとのプレーオフを経て、大会への出場権を獲得。本戦までの道のりは険しかった“ヤング・スリーライオンズ”だが、各員の能力の高さは、前回大会以上であることは間違いない。

シオ・ウォルコット、ジャック・ウィルシャー、アンディ・キャロル、マイカー・リチャーズなどの参加は叶わず、キーラン・ギブスも怪我により離脱したとはいえ、GKからFWまでこれといった穴がなく、クリス・スモーリング、フィル・ジョーンズ、ファブリス・ムアンバの中央ブロックを筆頭に、ジャック・ロドウェル、ジョーダン・ヘンダーソンらで構成させるセンターハーフ・ユニット、ダニー・ローズ、ダニエス・スターリッジ、スコット・シンクレアが中心になって仕掛けるサイドアタック、頂点に陣取るダニー・ウェルベックの破壊力など、ストロングポイントを挙げればキリがない。スペインやウクライナなど、グループリーグで当たる対戦国との実力は伯仲しているが、持ち前のタレント力を発揮できれば、予選突破、そして、悲願の優勝も果たせるはずだ。

(筆:Qoly編集部 T)


GK
#1 フランク・フィールディング
(Frank Fielding)
ダービー 1988/4/4
#13 アレックス・マッカーシー
(Alex McCarthy)
レディング 1989/12/3
#23 ジェイソン・スティール
(Jason Steele)
ミドルズブラ 1990/8/18
DF
#2 マイケル・マンシエン
(Michael Mancienne)
ハンブルガーSV(GER) 1988/1/8
#3 ライアン・バートランド
(Ryan Bertrand)
チェルシー 1989/8/5
#5 クリス・スモーリング
(Chris Smalling)
マンチェスター・U 1989/11/22
#6 フィル・ジョーンズ
(Phil Jones)
ブラックバーン 1992/2/21
#12 キーラン・ギブス
(Kieran Gibbs)
アーセナル 1989/9/26
#14 カイル・ウォーカー
(Kyle Walker)
トッテナム 1990/5/28
#15 ジェイムズ・トムキンズ
(James Tomkins)
ウェストハム 1989/9/23
MF
#4 ファブリス・ムアンバ
(Fabrice Muamba)
ボルトン 1988/4/6
#7 マーク・オルブライトン
(Marc Albrighton)
アストン・ヴィラ 1989/11/18
#8 ジョーダン・ヘンダーソン
(Jordan Henderson)
リヴァプール 1990/6/17
#11 スコット・シンクレア
(Scott Sinclair)
スウォンジー(WAL) 1989/3/25
#16 ジャック・コーク
(Jack Cork)
チェルシー 1989/6/25
#17 トム・クレヴァリー
(Tom Cleverley)
マンチェスター・U 1989/8/12
#18 ヘンリ・ランズブリー
(Henri Lansbury)
アーセナル 1990/10/12
#19 ジャック・ロドウェル
(Jack Rodwell)
エヴァートン 1991/3/11
#20 ダニー・ローズ
(Danny Rose)
トッテナム 1990/7/2
FW
#9 ダニー・ウェルベック
(Danny Welbeck)
マンチェスター・U 1990/11/26
#10 ダニエル・スターリッジ
(Daniel Sturridge)
チェルシー 1989/9/1
#21 ネイザン・デルフォンゾ
(Nathan Delfouneso)
アストン・ヴィラ 1991/2/2
#22 コナー・ウィッカム
(Connor Wickham)
イプスウィッチ 1993/3/31

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