休むことなく続くワールドカップ!ノックアウトラウンドは一発勝負でドラマが生まれます。大会17日目は全勝で突破してきたアルゼンチンが中米の雄メキシコと対戦。そしてベッケンバウアー発言でイングランド対ドイツは試合前から熱いバトルに!!
ベッケンバウアーの軽率な発言が産んだ新たな因果。発言は撤回されましたが、両国に走る緊張感は今大会No.1かもしれません。強豪が激突するベスト16。生き残るのは!?
グループステージは試合を追うごとにパフォーマンスを低下させているドイツ。シュバインシュタイガー、エジルのキーマンが出場できるかが試合を左右することになるのではないでしょうか。そして、汚名を晴らしたい選手が2名。1人はセルビア戦でPKを失敗したポドルスキ。そしてもう1人はセルビア戦で退場したクローゼです。彼らの奮起に期待しましょう。Qoly注目はトーマス・ミュラー。大柄ながら巧みなドリブルを見せ、シュートもセンタリングも得意な攻撃の申し子。世界最高の左SBと称されるアシュリー・コールとのマッチアップは注目です。
必死の思いでグループステージを勝ち上がったイングランド。ハングリー精神を取り戻したスリーライオンズはベッケンバウアーを後悔させるべくドイツ代表に決死の思いで挑むハズ。PK戦になると不利、という情報もありますが、GKに泣き続けたイングランドがワールドカップの大舞台で汚名を返上するかもしれません。Qoly注目はこれまで不発のルーニー。世界最高の選手の1人である彼の爆発なくしてイングランドの勝利は無いでしょう。GK問題にベッケンバウアー発言。傷つけられたプライドは10倍にして返すしかない!
伝説の男がワールドカップに帰ってきた。マラドーナ率いるアルゼンチンは3戦全勝でグループステージを突破。全て格下でしたが、エースのメッシを中心に攻撃サッカーで3度目の世界制覇を目指しています。対するメキシコは初戦から非常にアトラクティブなサッカーを展開。スキルフルでスペクタクルな試合を期待しましょう!
エースのメッシが未だノーゴールのアルゼンチン。しかしチャンスメイクやキレのあるドリブルは変わらず。決勝トーナメントでその真価を発揮できるでしょうか。FWのイグアインは2戦目のハットトリックで得点王候補に急浮上。バティストゥータ、クレスポの系譜を継ぐFWとして注目を集めています。Qoly注目はやっぱりマラドーナ(笑)。そして行動、発言に注目が集まる中、格下相手ではなく「本物」の敵であるメキシコ相手にどのような采配をふるうか注目です。
グループステージ3戦目で敗れてしまったメキシコ。2位通過となりましたが、大会屈指の好チームです。絶好調のドス・サントスは見る者を魅了する存在。新鋭エルナンデスのスピードは今大会No.1の呼び声も。チーム全体の連動性など完成度の高さと小回りの利くアジリティでアルゼンチンと真っ向勝負です。Qoly注目はラファエル・マルケス。メッシをマークし、ブッフバルトになれるか?