2010年10月8日(金) - 埼玉スタジアム2002
Japan
1
1-0
0-0
0
Argentina
岡崎 19'
得点者


“ザッケローニジャパン”の初陣となった記念すべき試合は、歴史的な勝利で幕を閉じた。

過去6度に渡って戦った結果は0勝6敗。これまで幾度となく挑戦してきたが、越えられなかった壁を遂に日本代表は越えた。試合前、ザッケローニは「臆することなく立ち向かえ」と選手達に声を掛けたようだが、メッシ、テベス、ミリートら“本気メンバー”で来日したアルゼンチン代表相手に文字通り、果敢に立ち向かってみせた結果である。

試合開始直後こそ、アルゼンチンの猛烈なプレッシングに怯みだシーンが訪れたが、気持ちを落ちつけて立て直すと、コンパクトでソリッドな組織力で対抗。ボールをただ追うのではなく、しっかりと人を注視しながら連動して囲い込み、アルゼンチンの攻撃陣に自由を与えなかった。最も警戒していたメッシの個人技には時にはファールをいとわぬ体を張った守備を仕掛け、ピンチを何度も未然に防ぐだけではなく、攻撃の場面では、縦に速いダイレクトプレイを狙い、数多の決定機を創出。攻守両面において、アルゼンチンと互角以上に渡り合った彼らのパフォーマンスは“ザッケローニジャパン”の門出を祝うには十分すぎる内容と言えるだろう。

(筆:Qoly編集部 T)


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