2010年10月8日(金) - エルマンティコ (サラマンカ)
Spain
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3
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0-0
3-1 |
1
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Lithuania
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ジョレンテ ジョレンテ シルバ |
47' 56' 79' |
得点者
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54' |
シェルナス |
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スペインはチャビ・エルナンデス、シャビ・アロンソを欠き、中盤の構成力の点で若干の不安を抱えてのスタート。リトアニアはスコットランド、チェコといった実力国をゼロ封してきた守備力が持ち味のチームで、「攻めのスペイン」と「守りのリトアニア」という顔合わせとなった。
試合は開始から大方の予想通り、スペインが圧倒的なポゼッションから両ワイドへボールを送り、ビジャ、イニエスタ、シルバを中心にコンビネーションとドリブル突破からリトアニアのゴールに襲いかかる。リトアニアはシェルナスを残して9人が自陣近辺まで戻りスペインにスペースを与えない戦術を敷き、シェルナスを中心とした縦に速いカウンターで対抗。スペインほどではないがリトアニアも決定的なチャンスを作り、互いに決め切れないまま前半は0-0のスコアで終えた。
前半を満足のいく出来で終えたリトアニアだったが、後半に入るとスペインの攻撃がさらに厚みを増し、立ち上がり直後の47分にセルヒオ・ラモスのクロスに合わせたジョレンテに先制点を奪われる。その後、集中力を欠きバックラインにギャップの出来たスペイン守備陣の裏を突いた、シェルナスの冷静なゴールで一度は同点に追いついたリトアニアであったが、その2分後には再びジョレンテに頭で合わせられ決勝点を献上。さらに、その猛攻は続き、79分にはシルバに頭で合わせられ3-1。多少苦しんだものの、実力で上回るスペインがきっちりと勝ち点3を手にした。
(筆:Qoly編集部 Y)