ミッドウィーク開催となるセリエAの第11節は、11日に行われるパルマ対サンプドリアを除き、現地時間10日の20:45キックオフの同時刻開催となる。
前節ローマ・デルビーに敗れたラツィオは長友の所属するチェゼーナとの対戦となるが、レーヤ監督はエルナネスら主力組数名の休養を考えている模様。また、フィオレンティーナと対戦するローマはトッティがチームに戻り、デルビーの勢いを持続したいところだ。モラッティ会長も心配するほど怪我人続出中のインテルは前節の結果により3位へ転落。さらにその試合でサムエルとマイコンが戦線離脱、加えて司令塔スナイデルもコンディション不良による欠場が報じられている。その中ではスタンコヴィッチの復帰が唯一の好材料と言えるだろう。同じく怪我人が多かったユヴェントスはキエッリーニが復帰し、さらにトラオレ、アマウリのコンディションも戻ってきたとのニュース。チェゼーナ戦の途中交代で心配されたフェペ・メロも大事には至らず。10日のブレッシャ戦は休養し、13日のローマ戦に備えると見られている。
そして11節最大の見どころはジェノア。2006/07シーズンから指揮を執ってきたジャン・ピエロ・ガスペリーニの解任が8日に発表され、新監督にはパレルモやラツィオを率いたダヴィデ・バッラルディーニが就任。バッラルディーニがどういったシステム、選手を起用していくのか注目をしたいところ。