(現地時間)6日に行われたローマ戦にて、後半30分からウェスリー・スナイデルと交代して出場した長友の“インテル・デビュー”は、日本のメディアでも早朝から大きく取り上げられ、現地イタリアでの評価も気になるところだが、様々な意見が飛び交っているようだ。

イタリアにある、インテルを応援するファンサイトでは「スピードと技術が素晴らしい」、「先発から見たい」、「サントンを放出して長友を獲得したことは大正解」といったポジティブな意見が聞かれる一方で、「フィジカル能力はマイコンのほうが上」、「総合的に見れば、あのポジションにはサネッティを配置したほうが・・・」とネガティブな考えも示されており、インテリスタの心を100%掴むにはもう少し時間がかかりそうだ。

だが、超名門クラブでの初戦を堂々たるパフォーマンスでピッチを駆け抜けたことは称賛に値するのではないだろうか。『Goal.com』、『yahoo.sport』など、選手に採点を付けるWebサイトなどでは、途中から出場した選手とは思えぬ、6.5、7.0など高得点をマークし、監督のレオナルドも「チェゼーナからインテルへとチームが変わるということは劇的な変化だ。それを消化することは容易ではないが、彼はやってのけた」と“お褒め”の言葉を口にしており、指揮官のハートは掴んだと言えるかもしれない。

14日には、ユヴェントスとのビッグマッチが控えるが、先発デビューに期待したいところだ。

(筆:Qoly編集部 T)

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