久々のインタビュー企画。

第2回は、世界各国のナショナルチームのユニフォームを専門的に紹介するサイト、「サッカー各国代表ユニフォーム」を運営するyuuki_ono_99氏を迎えてお届けする。


「サッカー各国代表ユニフォーム(National Football Team Shirts)」


― サッカー各国代表ユニフォーム、すごいサイトですね

O「ありがとうございます」

― 現在(2011年2月現在)、どのくらいのアクセスがあるのでしょうか?

O「昨年はW杯があったのですが、最高で一日で3万人以上のお客さんがきてくれました。また、月間では40万PV/月まで増やすことができました。」

― サッカー・ユニフォームを扱うサイト、ブログとしてはNo.1の知名度と質を誇っていますよね。昨年の4月にはFIFAの公式サイトから打診があったと聞きましたが?

O「あれは、エイプリルフールのネタです(笑)」


― いつごろから始められたのでしょうか?

O「2006年のW杯前からです。最初は1日80PVぐらいしかなかったのですが、2006年W杯を機にお客さんが来てくれる様になり、少しずつサイトとして成長していった形です」

― W杯の様な大会があればアクセスが増えるのはわかります。しかし、一過性で終わるサイトが多い中、更新し続けてこられたのはどうしてですか?

O「元々、93年ごろから雑誌の切り抜きやネットから拾った画像のストックが3万点近くあり、それらの公開を成し遂げたいという思いが一番強いですね」

― 成長してきた秘訣はありますか?

O「検索性は大事にしています。たとえば、XX代表のXXシーズンモデル発表というものとは別に、国別に過去のシーズンから最新のシーズンまでのまとめページを作っています。また、特別意識しているわけではないのですが、検索エンジンが拾ってくれそうな単語を重視しています、例えば“最新モデル”、“歴代”とかは入れてみたら効果があったのでなるべく入れるようにしています。おかげで、よくロボットが巡回してくれるようになりましたし、大手検索エンジンで上位表示するワードがいくつかできました。最初にサイトを知ってもらうとっかかりとしては、検索エンジンで国ごとのまとめページへ来てくれるパターンが多いです。
あと、海外のお客さんがすごく多いのですが、これはGoogleイメージ検索などで調べてきてくれるからみたいです。英語で10-11 Italy Homeの様なaltタグを入れていたことの効果があったのかもしれません」

― とはいってもブログですから、検索性はもちろんですけどフレッシュな情報も必要ですよね?フランス代表がadidasからNIKEさんにサプライヤーを変えたニュースは相当早かったと思うのですが?

O「あれは日本で一番早かったと思います。ニュースに関しては最初、イングランドの某サイト1つがソースだったのですが、今では多くのサイトを参考にしています。以前はそのサイトのリークが早すぎたので、そこだけを見ていればよかったのですが、検閲が厳しいのか現在は情報がだいぶ遅くなったからです。
もちろん、自分でも情報を追いかけています。大変ですが、サッカーの試合を見てユニフォームを確認して…とやればいいので、つまらない試合は寝てしまえる(笑)。これは戦術解析などほかのサッカー情報を追いかけてブログを書いている人には悪いなと思います(笑)」

(続き)

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