ユヴェントスのDFフレデリク・ヒレスボルグ・セーレンセンは、日曜日のナイトゲームで行われたデルビー・ディターリア(Derby d'Italia)で、インテルのエースを抑え込むことに成功した。エトーが終盤の決定機を外したとはいえ、初めてのデルビー・ディターリアで90分間プレーし、得点をアシストして、相手のエースを抑え込んだ事は大きな自信となったことであろう。
セーレンセンはデンマーク出身の18歳で、母国のリンビィからレンタルで加入した。序盤戦チームに負傷者が続出すると、第10節のチェゼーナ戦、キエッリーニの代わりにセンターバックにスタメン出場を果たして、セリエAデビュー。その後、CBとSBで起用されるなど多くの経験を積んでおり、今季終了後の完全移籍濃厚な前途有望な選手である。
エトーとの対戦は今でも彼を興奮させているようだ。
「エトーと対戦したなんて、今でも信じられないよ。彼を見た時、いったいどこにいるんだろうって思ったんだ。人生でもっとも重要なゲームだったね。チームが勝てて本当に嬉しかったよ。」
ちなみに、セーレンセンは今季リンビィで1試合も出場していない。当初はユースチームへの加入であった。しかし、リナウドやグリゲラが負傷するとトップチームへと招集され、キエッリーニとレグロッターリェが負傷すると、ボヌッチと組んでスタメン出場。瞬く間に11試合に出場する事となった。負傷者が続出したという運を手にした事も事実だが、今季得た経験は彼にとって大きなものとなることは間違いないだろう。
ユヴェントス VS インテル
エトーの信じられないミス
(筆:Qoly編集部 N)