2011年2月22日(火) - ルジニキ
CSKA Moskva
1
0-0
1-1
1
PAOK
イグナシェヴィチ 80'
得点者
67' ムスリモヴィッチ
2戦合計2-1で、CSKAモスクワがベスト16進出。

CSKAは66分にアキンフェエフが負傷交代。その直後、代わりに入ったチェプチュゴフのゴールキックからまさかの先制点を許す展開となったが、79分にトシッチがPKを獲得。ヴァグネル・ラヴのキックはクレシッチにストップされたものの、こぼれ球をイグナシェヴィチが押し込み、辛くもベスト16進出を決めた。


左サイドに新戦力のラトビア代表カウナが入った以外、陣容や戦い方は2010シーズンとほぼ同じ。今回の2試合を負傷で欠場した本田は、昨季と同様センターあるいは左サイドのポジションを争うことになりそうだ。



2011年2月24日(木) - ペトロフスキー
Zenit
3
1-1
2-0
1
Young Boys
ラゾヴィッチ
セマク
シロコフ
41'
52'
76'
得点者
21'


ジェマル
2戦合計4-3で、ゼニトがベスト16進出。

第1戦、後半アディショナルタイムにマユカの決勝弾を許したゼニト。第2戦でもセットプレーで先制点を奪われ、勝ち抜くためには3ゴールが必要という窮地に追い込まれた。しかし、そこは昨年のロシア王者。前半終了間際にラゾヴィッチが同点弾を挙げると、後半にセマク、そしてシロコフが鮮やかなゴール。この時期恒例となっている劣悪なピッチ条件を味方につけ、見事な逆転勝利を収めた。


こちらもロジーナ、クリジャナツを放出した程度で、現状維持。元々の戦力がロシアでは一枚も二枚抜けているため、“軽くシェイプアップした程度”と考えて良いだろう。



2011年2月24日(木) - ルジニキ
Spartak Moskva
1
0-1
1-0
1
Basel
マクギーディ 90+1'
得点者
15' チッパーフィールド
2戦合計4-3で、スパルタク・モスクワがベスト16進出。

ゼニトとは逆に第1戦を0-2からの逆転でモノにしたスパルタクは、その決勝弾を決めたグルジア代表アナニーゼを先発で起用。カルピン監督は優位な状況を生かして相手の出方を伺うのではなく、いつも通りの攻撃的なスタイルを選んだ。そこできっちり先制点を与えてしまうお茶目なところは今年も変わらず。1点を争う展開となった試合は、後半アディショナルタイムのマクギーディのゴールで決着した。


エストゥディアンテスから獲得したアルゼンチン代表のロホがスタメンを確保。また右サイドバックのパルシヴリュクが不在のため、2試合連続で双子のコンバロフ兄弟が揃って出場した。



2011年2月24日(木) - デ・グロルスフ・フェステ
Twente
2
1-2
1-0
2
Rubin
ヤンセン
ドウグラス
45+1'
47'
得点者
22'
24'
アンサルディ
ノボア
2戦合計4-2で、トウェンテがベスト16進出。

第1戦で苦しい戦いを強いられたルビンは、先発を3人変更。20分すぎ、アンサルディとノボアが立て続けに素晴らしいミドルシュートを突き刺し、一気にスコアをタイに引き戻す。しかし前半終了間際、今度はトウェンテ、ヤンセンの大砲が炸裂。文字通りの打ち合いとなった試合は、後半開始直後に再びヤンセンの左足からドウグラスが同点弾を叩き込み、結局そのままトウェンテがベスト16への切符を手にした。


昨季までの戦い方に限界の見えたルビンは、新システムを採用。神出鬼没な動きを見せる新加入のレベデンコが良いアクセントとなっているが、まだまだチームとしての完成度は低い。


(筆:Qoly編集部 O)

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