済州ユナイテッド | 0 | - | 1 | 天津泰霎セ |
55' |
ユー・ダバオ |
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前半は試合のペースを握った済州。しかしボールを支配しながらもチャンスを決められない展開が続く。後半もボールを繋ぎだした天津のミスを利用でき、優勢は変わらなかった。 しかし55分に先制したのは天津だった。右サイドをワンツーで破り、クロスをニアでユー・ダバオが合わせた。 点を取り返そうと3バックに変更し前線に人数をかける済州。しかし何度も訪れるチャンスが結果に繋がらない。引きすぎる相手の前にボールをほぼ完全に支配し、決定的なシュートも多く放ったが、得点だけが奪えなかった。 |
ガンバ大阪 | 5 | - | 1 | メルボルン・ヴィクトリー |
武井 アドリアーノ(PK) イ・グノ 二川 キム・スンヨン |
4' 7' 11' 63' 90+1' |
22' |
マスカット(PK) |
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ガンバ大阪の守備は崩壊寸前だったが、メルボルン・ヴィクトリーの守備は既に崩壊していた。3バックは2トップにマンマークして下がり、中盤がカバーできずバイタルエリアは無防備だった。中に絞る二川、宇佐美を起点に3バックの横のスペースを利用し、開始からわずか11分で3つの得点を重ねた。 メルボルンは「攻撃に人数をかけようとするが守備では下がる」というガンバの論理的でないシステムを利用し、攻撃から守備の切り替えが甘いことを利用。さらに不安定な下平を狙って好き勝手にカウンターを仕掛けた。しかし後半はガンバが守備の開始位置を上げ、最終ラインの位置を高くしてきたことによって劣勢となり、反撃の結果は1点に留まり、さらに2点を失う結果となった。 |
杭州扈ソ城 | 2 | - | 0 | 名古屋グランパス |
ラミレス マイマイティリ |
61' 87' |
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中国バブルの恩恵を受けて強化を進めた抗州が、Jリーグ王者を破る好調な立ち上がりを見せた。激しい守備と徹底したケネディ潰しで名古屋の強みを消した。 後半に右サイドからのクロスからラミレスが先制点をあげる。さらに試合終了間際に交代出場のマイマイティリが、同じ右からクロス性のボールを蹴り、直接ゴールに決めて追加点。勝利を決定付けた。 名古屋はどこか論理的でない崩壊箇所があったかといえばそうではなかったが、コンディションの悪さや連携の未成熟な部分が散見され、しかも今の状態では出来ないような良いサッカーをしようとしすぎていた。チームの現状を受け止めきれていないのだろう。 |
パフタコール | 2 | - | 2 | アル・ナスル |
カリモフ シェロフェトディノフ |
45+3' 60' |
50' 89' |
アル・ムトワ ミラディノヴィッチ(OG) |
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非常に激しい内容の試合だった。その口火を切ったのはホームのパフタコール。前線から強烈なプレスをかけ、ボールを奪えばすぐさま縦に侵攻しラッシュアタックをかけた。 そして前半ロスタイムに右サイドからカリモフが左足でファーポストに鮮やかなシュートを突き刺して先制。50分にはカウンターから追いつかれたが、60分にセットプレーからシャロフェトディノフのヘディングが決まって再びリードを奪った。 しかし消耗が激しいサッカーを展開したパフタコールはこの後急激にペースダウン。カウンター狙いにシフトしたが、最終ラインはベタ引きになり中盤がスカスカに。 そて89分、途中出場でフレッシュなアル・サフラウィのクロスを、ミラディノヴィッチがオウンゴール。なんとか耐えていたものの、ついにパフタコールは決壊した。 |
エステグラル | 1 | - | 1 | アル・サッド |
マジディ |
28' |
87' |
カデル・ケイタ |
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エステグラルの強さが目立った試合だったが、結果は引き分け。アル・サッドは守りに入った相手に攻め込んだ際にうまくチャンスを生かした。 アル・サッドは予備予選で格下相手に守備が何度も崩されかけたからか、5バック気味の布陣で後方に人数をかけていた。その為にブロックは崩れる場面が少なかったが、攻撃がほとんど4人だけでやるような形になっていた。 エステグラルはそのお陰で試合のペースを握ることが出来、組織的な縦に速い攻撃とマジディのスピードを生かして優勢に進めた。28分にカソラ・モハメドのクリアがアウヴェスに当たってこぼれたところをマジディが押し込み先制点を得ると、その後はのらりくらりと時間を潰しつつ機会を見てカウンターを仕掛けた。しかし追加点を取らなかったことが結果的に響いた。 87分、終盤でもあまりチャンスがなかったアル・サッドであるが、左サイドをレアンドロがドリブル突破してクロスを入れ、ニアに飛び込んだカデル・ケイタがヘッド。土壇場での貴重な同点ゴールとなった。 |
アル・ジャジーラ | 0 | - | 0 | アル・ガラファ |
見るからに攻撃陣にタレントが揃っている両チームの対戦であったが、結果、内容共にテンションの上がらない試合となった。 リカルド・オリヴェイラのキーパーまでをも抜いてのシュートがDFの胸でクリアされたり、ジュマ・アブドゥラの珍妙なクリアが自陣のゴールポストに当たったりと入りそうな場面は散見されたが、結局ゴールネットは一度も揺れなかった。 |
アル・ヒラル | 1 | - | 2 | セパハン |
ヴィルヘルムソン |
90+3' |
50' 60' |
トゥレ ジャヌアーリオ |
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優勝候補といえるアル・ヒラルの本拠地で、セパハンが大金星をあげた。結果だけではなく内容でも安定したパフォーマンスを見せ、試合をコントロールした。 コンパクトな布陣を維持し、ボールを奪ったら素早く縦に展開、全体を押し上げてラッシュに持ち込む。前半は何度かピンチもあったがラハマティが好セーブで救った。 50分にハジ・サフィのロングスローからトゥレのヘッドが決まり先制。そして60分にジャヌアーリオの左CKをキーパーがパンチング、しかしミートせずそのままゴールに決まってリードを広げた。 アル・ヒラルはボールを繋ぐ能力やドリブル突破の能力が高い選手が揃っていたが、ゴール前が機能せず。アハメド・アリはマークを外す事ができず、前線にボールを収められないままボールを失って反撃を受けて押し下げられる、という繰り返しになった。 最後にはなんとかヴィルヘルムソンが一点を返すも、時既に遅し。試合結果には影響を与えなかった。 |