バイエルンとの契約を延長せず、今季でクラブを離れることを決断したトーマス・クラフト。ルイス・ファン・ハールが監督の頃には第一GKの座を掴んだが、彼の辞任後にはベンチへ降格。やはり、退団した理由はここにあったようだ。その胸中を『Bild』の中で語った。
「ストレス以外の何物でもなかった。僕にとってはベンチで過ごすということはなかなか受け入れられないんだ。常に出場機会を求めるタイプだからね。若いGKにとっては、試合に出場すること以上の練習メニューはないんだ。だから、バイエルンには僕の未来はないと感じた」
「もちろん、このクラブがマヌエル・ノイアーを欲しがっていることは理解できるよ。彼はドイツでNo.1のGKなんだからね。彼はこのクラブにくるべきだ。僕は彼が素晴らしいパフォーマンスを披露し、僕がそうしてもらったように、多くのサポーター達が彼を支えてくれるように祈っているよ」
フリーエージェントなったクラフトは、シャルケ04かヘルタBSCへ移籍することが濃厚と言われている。
(筆:Qoly編集部 T)