2011年8月6日(土) - アレナ・ヒムキ

CSKA
0
0-0
0-2
2
Zenit
得点者
54'
56'
ケルジャコフ
アニュコフ

首位CSKAモスクワと2位ゼニトの天王山。CSKAは前節退場のナバプキンに代わりオディアーが先発。ボランチにはシェンベラスではなくラヒミッチが入った。対するゼニトは、今夏ジェノアから獲得したイタリア代表のクリッシトが初出場。DFを三枚で構成し、アニュコフとクリッシトの両ウィングバック、1トップのケルジャコフの下をダニーが動き回るという、今季初の形をスパレッティ監督は組んできた。

試合は、ラヴとドゥンビアへの縦パスを鋭い出足で封じるなどゼニトが積極的な守備からペースを握り、カウンターでは少ない人数で一気にCSKAゴールへ迫った。CSKA対策、さらにクリッシトの加入により採用したと思われる新システムは順調に機能していたが、何度か訪れた決定機をものにすることができず。一方のCSKAも時折裏へのボールやクロスから良い形を作ったものの、結局両者スコアレスで前半を終える。

試合が動いたのは50分すぎ。クリッシトのアーリークロスをケルジャコフが頭でうまく合わせてゼニトが先制し、さらに2分後、カウンターからダニーが左サイドを突破。最後は駆け上がってきたアニュコフがダイレクトで決め、電光石火で2点のリードを奪った。ゼニトはその後もイタリア仕込みの堅守でCSKAを寄せ付けず。終盤にドゥンビアが放った素晴らしいシュートもマラフェエフのスーパーセーブでしのぎ、見事アウェイで勝ち点差を2に縮めることに成功した。

(筆:Qoly編集部 O)

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