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今月、いよいよ始まった、日本の「Road to Brazil」。ザッケローニ監督率いる日本代表は北朝鮮とウズベキスタンに対して1勝1分けと、まずは無難なスタートを切った。

その2014年W杯アジア3次予選の第1ラウンドで、オーストラリアとともに連勝を飾ったのが中東のヨルダン。2次予選ではネパールを相手にまさかの引き分けを演じた彼らだが(ホームでは9-0の大勝)、迎えた3次予選。初戦アウェイでイラクに2-0の勝利を収めると、第2戦でも中国に2-1で競り勝ち、グループ突破を争う2チームとの試合で勝ち点6を稼ぎだした。

悲願のW杯初出場を目指すヨルダンサッカー協会(JFA)の動きも早く、それぞれの試合に出場した選手たちにボーナスを支給すると発表。イラク戦のメンバーには6000ドル、中国戦のメンバーにも4000ドルが支払われたようだ。


イラクのエース、ユニス・マフムードを封じたヨルダン。右はバシャル・バニ=ヤシン。


ヨルダンといえば、日本もアジアカップ2011のグループステージ初戦でギリギリ引き分けたように、アジアの中でも近年、非常に力をつけている国の一つ。中国戦は相手の決定力不足に助けられた面も否めず、ヨルダンに敗れた両チームの逆襲が十分予想されるグループではあるものの、もし最終予選へ進出し、日本と同グループになるようなことがあれば十分な注意が必要だ。

(筆:Qoly編集部 O)

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