ルーマニア リーガ1 第7節、ステアウア・ブカレスト対パンドゥリイ・トゥルグ・ジウ戦の後半40分過ぎ、ステアウアのルーマニア代表DFフローリン・ガルドシュがコスミン・バチラにタックルを仕掛けたのだが・・・。
【※ショッキングな映像です】
このタックルによってバチラは脛骨と腓骨を骨折する重傷を負ってしまった。一方、すぐにでも謝罪したかったというガルドシュは面会が許される翌日まで一睡も出来なかったという。
ステアウアのGMミハイ・ストイカとともにバチラの入院先を訪れた22歳の新鋭DFは
「はからずもコスミンに怪我を負わせてしまい本当に申し訳なく思っています。彼を傷つける意図は少しもなかった。このようなことは誰にも起こって欲しくありません。病院へ行き彼と話したけど、根に持ってないと言ってくれました。一刻も早い回復を神に祈ります」
と延べ謝罪した。これに対し、バチラは
「彼は病院にやってきて謝罪をした。本当に申し訳ないと話した彼に私はいいんだと応えた。もう彼に対して何も思ってない。このことはを許したよ、彼は眠れなかったと言っていた。最初は動揺していたけど、いまは許せるよ。残念なことだけど、フットボールではこういうことは起きる」
と相手を気遣う様子をみせるなど気丈に振舞った。
人生最悪の夜になってしまったが全ての励ましに感謝したいとも述べたバチラの手術は近日中に行なわれる予定になっている。
(筆:Qoly編集部 I)