チェルシーのCEOのロン・グーレイは来シーズンからのスタンフォード・ブリッジのネーミングライツ売却を望んでいると発言した。グーレイはネーミングライツ売却に関して、新たなスタジアム建設にスポンサー料は回すと述べている。
現在のスタンフォード・ブリッジのキャパシティーは約4万人。しかしそれでは欧州の舞台での競争力が弱いとチェルシーのオーナーであるアブラモヴィッチは考えている。そういった理由もあり、6万人近いキャパシティーのある新たなスタジアム建設に踏み切りたい意向があるが、未だに根強い反対の声も多い。
先日の株主総会ではスタンフォード・ブリッジの株式所有者の62%の賛成に留まり、4分の1が反対と表明している。グーレイは反対者とも議論すると述べたが、このままネーミングライツの件や新スタジアム建設を強引に踏み切れば、ファンとの衝突は避けられないだろう。果たして100年以上続いたスタンフォード・ブリッジの名前は今シーズン限りで消えてしまうのだろうか。
(筆:Qoly編集部 M)