2012年1月29日(日) - エスタディオ・デ・マラボ(マラボ)
Equatorial Guinea
0
0-0
0-1
1
Zambia
得点者
69'
カトンゴ


グループA最終節、既に決勝トーナメント進出を決めている地元赤道ギニアに対し、ザンビアが辛くも勝利を収めて首位に立った。この結果によって、対戦した両チームが次のラウンドに進むことが決定した。

試合内容はお互いに思ったような展開にならなかったのではないか。

赤道ギニアはこれまでの3.5バックシステムではなく、完全な4バックに近い形を組んだ。これまでイヤンガ一人に任されていた左サイドにボグン、エケドが二人配置されたことにより、このエリアだけで攻撃が出来るようにはなっていたが、システム全体が機能したとは言い難い。

最終ラインはルイ、カミッソコが2バック状態になりがちで、ボールサイドに寄ってスペースを作ることも多く、コナテがフォアリベロのように守備に従事したがカバーしきれないことも多かった。かといって攻撃が機能しているかと言えばそうではなく、エケド、バルボアがサイドに張るため中央でトライアングルが作られず、これまでのようなスピーディにゴールに迫るプレーが見られなかった。

一方のザンビアも、おそらく相当相手に合わせて組んだと思われる左右非対称のシステムであった。これまでの2試合でサイドバックを務めていたルングをハーフに上げ、ほぼ守備に専念させている。彼のサイドにはマユカ、カトンゴが流れて、カラバと合わせて三人で攻めの基点になる変則的な形であった。

しかし前半だけでもルング、カラバは数度ポジションをチェンジするなど決して狙いが当たっているような素振りではなく、攻撃でも目立ったチャンスを生み出すことは出来なかった。

後半は左にカラバ、右にルングという最初のポジションに固定し、ようやく形が出来た。これでペースを完全に掴んだというわけではなかったが、69分に先制点を奪取することに成功する。左サイドからのスローインをカトンゴが受け、自らカットインしてシュート。これがゴール左隅に決まって、試合を動かした。

この後、赤道ギニアはドゥアラを投入して攻撃的になり、ようやくバルボアがゴール前に顔を出してトライアングルが作られるようになったが、25分の残り時間でチャンスを生かせず。今大会初の敗北を喫した。

ツꀀ

なお、リビア対セネガルの結果は以下の通り。

2012年1月29日(日) - エスタディオ・バタ
Libya
2
1-1
1-0
1
Senegal
イハブ
イハブ
5'
84'
得点者
11'
デメ・エンディアイ


(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}

{module [173]}

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介