先日、シーズン終了後にマンチェスター・シティの監督に就任する可能性が報じられたジョゼ・モウリーニョだが、ここのところイングランド復帰説は過熱の一途を辿っている。今度は『The Sun』が「ジョゼ・モウリーニョ、チェルシーの監督へ」と大々的に報じ、彼との近い関係者からのコメントを踏まえた上でその可能性を以下のようにまとめた。

「このタイミングでチェルシーに戻り、かつてのようなインパクトを残すことがいかに難しいかはわかっているだろうが、彼はそれと同時に、今このクラブに何を施すべきかもわかっている」

「クラブを50年ぶりとなるプレミアリーグ王者に押し上げ、2連覇まで達成した快挙はまさに驚異的だった。未だに彼がブルーズのサポーターから愛され、彼もクラブを愛し続ける理由はここにある。彼らはそれほどまでに素晴らしい日々を過ごした」

「だが、この話をまとめるには、まずは会長であるロマン・アブラモヴィッチとの関係を明確にする必要があるだろう」

「彼は『ロマン、あなたはここの会長で、私はここのボスだ。手を取り合ってチームに力を与えよう』と伝え、これまでの問題をクリアにするはずだ」

『The Sun』の“お決まり”と言うべきか、何一つの根拠のない報道ではあるが、ジョゼ・モウリーニョがチェルシーと相思相愛の関係にあるのは周知の通り。金満オーナーと“スペシャルワン”の仲違いで終結を迎えた黄金期の復活を望む声は決して少なくないだろう。

(筆:Qoly編集部 T)

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