先日閉幕した2012年アフリカ・ネイションズカップ。4位という屈辱の結果となったガーナの中で、中心選手として活躍を見せたアンドレ・アユー。彼がガーナサッカー協会のインタビューに答えており、それを紹介したい。
「ザンビアに負けた時に、タイトルを獲得するチャンスを逃したんだ。我々が勝って然るべきゲームだったんだろうけど、これもサッカーだ。時々、プレーの内容に反するような結果になる」
「とても傷ついている。国民全体の期待を背負って挑戦したんだからね。もちろん、我々はいいプレーをしていたし、良いチームだったと信じているけど、でもこういう結果になってしまったんだ」
「様々な形でチームを応援してくれているファンの気持ちは分かっている。彼らのことを思うと、胸が痛いよ。我々も本当に優勝したかった。全員が全力で勝つための努力をした。国に名誉をもたらせていたなら、どれだけ素晴らしいことだったか……」
「我々にはもうあまり時間が残されていない(※)。もう一度、全てをやり直して、南アフリカでは優勝カップを勝ち取らなければならない。それを目標にしているから、とても忙しい年になるだろうね。あと10ヶ月ハードワークを続けなければならないよ」
(※2013年アフリカネイションズカップ・南アフリカ大会の予選は既に始まっており、ガーナは9月に行われる3次予選から出場する)
「“ブラック・スターズ”のユニホームを身に付けたなら、全ての試合に勝利する責任がある。僕にとっては別に目新しいことじゃない。僕はまだ22才だが、中心選手としての責任を感じているし、国のために全力を尽くすつもりでいるよ」
(筆:Qoly編集部 K)