ヴィラス=ボアスはチームを去ったが・・・
チェルシーはポルトのFWハルクとアトレティコ・マドリーのラダメル・ファルカオの獲得に挑戦するようだ。
『Daily Mail』によればブルースのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチは3400万ポンドの移籍金をブラジル代表アタッカーに、コロンビア代表のファルカオには3000万ポンドの移籍金を準備しているという。
昨シーズンのポルトで、ハルクは53試合で36ゴール、ファルカオは36試合で33ゴールを奪い、アンドレ・ヴィラス=ボアスの下でポルトの3冠獲得に貢献している。なお、ヴィラス=ボアスはチェルシーの監督に転身したが不振により解雇されている。
26歳のファルカオはポルトでの偉業達成の後アトレティコ・マドリーへと売却。当時いくつものクラブが獲得を検討していたが、その中にチェルシーも含まれていた。アトレティコが財政的な問題を抱えており、金額次第では1シーズンでの売却が有りうるようだ。ハルクについては移籍金は9900万ユーロに設定されているが、本人がポルト退団を希望している事から、チェルシーは移籍にこぎつけたいと考えているようだ。
しかし、ハルクとファルカオのチェルシー移籍は昨季も盛んに報じられており、ヴィラス=ボアス監督が獲得を要求した選手たちでもある。ヴィラス=ボアス更迭後の獲得は少し矛盾しており、『Daily Mail』による提案と見てよいだろう。チェルシーは冬のマーケットでアネルカを上海申花に放出した。ディディエ・ドログバはもう若くない。フレッシュな人材を求める事は間違いないと思われるが、新監督が決まらない間にFWを入れ替えるとは考えづらい。
(筆:Qoly編集部 N)