アル・シャバブ 1 - 1 アル・ヒラル
シエウ
37'
77'
ユ・ビョンス
Al-Shabab, Al-Hilal

優勝候補の一つと思われるアル・ヒラルが第3節も決定力不足に泣いた。これで3試合連続での引き分けと不振を極めている。

イワン・ハシェックが率いるアル・ヒラルは攻撃的なプレーが持ち味。基本的にはボールを支配し、押し込んでプレスをかけて、波状攻撃に繋げる。しかし今日はゴールを取りたいためかエル=アラビを起用したこともあって、前線のチェイスが乏しかった。

そのためアル・シャバブのはっきりしたカウンターも機能した。上がってくるサイドバックの裏に、突破力があるワリード・アバス、シエウが飛び出して基点を作り、ゴール前に飛び出すキエーザと連携する。37分には狙い通りにシエウが抜け出してシュートを決め、結果も出した。

逆にアル・ヒラルは攻めながらも結果が出なかった。数多くのチャンスは作り出すがシュートが枠を捉えず、捉えればラビーの好セーブに弾かれる。特にユ・ビョンスは相変わらず何度も決定機を外していた。

だが70分にようやくその状況を脱出。途中出場のアル・シャルフーブが中盤からドリブル突破、アクセントを付けて裏にスルーパス。それに反応したユ・ビョンスが飛び出し、ゴール右隅にシュートを決めた。

しかしこれ以上の得点をあげることは出来ず、1-1のままで試合終了の笛を聞くこととなった。

アル・イティハド 1 - 0 バニ・ヤス
ナイフ・ハザジ(PK)
80'


Al-Ittihad, Bani Yas

大きくメンバーを入れ替えてきたアル・イティハドがバニ・ヤスを破ってグループリーグ3連勝を達成。前半はバニ・ヤスのコンパクトな守備に苦しんだが、後半相手の疲弊を利用してペースを掴み、終盤に勝ち越した。

リーグでは結果を出せていないが、バニ・ヤスはコンパクトな守備を形成できる、UAEでは珍しいチーム。試合開始直後は勢いに押されていたが、数分でラインを上げて守備を構築。前半は何度かナイフ・ハザジに一発で裏を取られる以外に大きなピンチはなかった。

さらに、攻撃でもアハメド・アリが下がってアル・ズベイディを俊敏性で攪乱して基点を作ることに成功する。しかし、守備が機能していた時間にゴールが奪えず、加えて徐々に押し上げが甘くなっていった。

それを利用してアル・イティハドが反撃を開始した。後半になると徐々に押し込む場面が増加。早い時間帯にやられていたアル・ズベイデイを交代させたこともあってチームの機能性は上がった。

チャンスを連続して作り出す中、79分に先制に成功する。左サイドでボールを受けたファウジがドリブルでペナルティエリアに侵入すると、ブジドに倒されてPKを奪取。ナイフ・ハザジがきっちりと決め、決勝トーナメント進出を濃厚にする勝ち点3を獲得した。

(筆:Qoly編集部 K)

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